【導入事例:ワンスター】デスクトップ型RPAからRobotic Crowd へと変更。毎日3時間のトラブルシューティング時間が、たったの5分に。

【導入事例:ワンスター】デスクトップ型RPAからRobotic Crowd へと変更。毎日3時間のトラブルシューティング時間が、たったの5分に。

デジタルDRM事業、海外事業、Tech事業などを展開する株式会社ワンスター様。クラウド型のRPA導入の背景やご使用の体感などについて、お伺いしました。

生産性を高める業務改革の一貫として、RPAを検討 

――RPAを導入したきっかけは、どんなものだったのでしょうか?

より仕事の生産性をあげていこうという機運が高まり、業務フローを可視化して整理しようという動きがあったことがはじまりです。僕らの生産性が高くないとサービス品質は安定しないですし、サービス品質を保つために徹夜を繰り返せば良いというものでもないということで、僕達のいるシステム局が社内の生産性の向上をはかる社内コンサルのような任務を兼ねるようになったんです。RPAを導入することが目的だったわけではなく、目的達成のための手段としてRPAを見つけたような感じでしたね。

現場の声をヒアリングし、「なくなったら嬉しい仕事」をRPAで置き換えることに成功

――RPAを導入する業務はどのようにして選ばれたのでしょうか?

社内を横断的にヒアリングし「なくなったら嬉しい仕事」の洗い出しを行いました。「萎える業務ってなに?」などと聞きましたね(笑)。その結果、部署横断での連携が必要で面倒なものや、4〜5時間ずっと同じことをやらなくてはならないもの、また1日に10回も20回もやらなくてはならないものなどを中央集権的にシステム局で巻き取り、その対象業務にRPAを導入することに決めました。  

業務特性を踏まえ、Web上のUI変化に強いRobotic Crowdを採択

――当初はデスクトップ型のRPAを導入され、のちにクラウド型のRPAへと変更をされたそうですが・・・

クラウド型のRPAを導入した理由は、オペレーションの安定の追求をしたことです。弊社はウェブの広告代理店という事業特性上、ウェブページをいじる業務が非常に多いのですが、画像認識ベースのデスクトップ型RPAですと、UIの更新に弱く、頻繁にロボットが止まってしまうんです。運用のコストやオペレーションの安定を追求すると、要素指定で設定ができ、UIの変化への対応力に優れているクラウド型のRPAにするのがベストだという結論になりました。

――現状では両種類を重ねてのご使用ということでしたが、どのように使い分けをなさっているのでしょうか?

業務によって、使い分けをしています。弊社ではRPAの主な運用方法は「Webブラウザ画面の操作」と、「Excel・基幹システムの操作」の2つがあるのですが、ウェブを沢山いじる業務でRobotic CrowdさんのRPAを活用しています。ブラウザに非常に強く、画像マッチングではなく要素指定で安定したオペレーションができるのがありがたいです。一方デスクトップ型のRPAは、請求業務のようなエクセル上のみで動作の完結するものを担っています。とはいえウェブを駆使する業務のほうが弊社では圧倒的に多いので、弊社のRPA稼働の75%ほどは、Robotic Crowdで担われています。 

Robotic Crowdへと切り替えたことにより、運用コストが9割以上削減

――クラウド型に切り替えて、使用の体感はいかがでしょうか?

エラーの発生頻度がまるで違うので、RPAの運用側の負担が圧倒的に減りました。それまでは、1日3時間くらいロボットのエラー対応やトラブルシューティングに時間がかかってしまっていたのですが、エラー対応をする時間が1日たったの5分以下で済むようになりました。画像認識で動くRPAはウェブのちょっとした仕様変更、たとえばフォントが変わったりというほんの少し見栄えが変わっただけで対応ができなくなってしまいますが、クラウド型のRPAのように要素指定で動くものだと、やはりオペレーションが非常に安定しますね。またデスクトップ型のものはPCのスペックに依存してしまう問題があることもひとつの課題だったのですが、クラウド型のものはハードに依存しないことも利点だと感じています。運営側の以前のコストを100とすると、今は5くらいまでに減ったと感じています。

――ロボットの設定時には、カスタマーサービスはご利用になられましたか?

カスタマーサポートは徹底活用させていただきました。毎日「これ、どうすればいいんですか?」「これってどういうことですか?」と、一作業やるたびに問い合わせていましたね(笑)。問い合わせへの返事はいつも数分でもらえて、その速さには感動しました。そんな手厚いサポートで導入フェーズを乗り切ることができましたが、今では自走して自動化のシナリオを作れるようになりましたので、問い合わせをすることはもうあまりないですね。

(取材・文/上原里菜)